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by ndislov
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いやいや!ドルの強い事!

NY円、8日続落——1ドル=111円75—85銭 約11カ月ぶりの円安

 1日のニューヨーク外国為替市場で円相場は8日続落。前日比85銭円安・ドル高の1ドル=111円75—85銭で取引を終えた。好調な米景気指標の発表を材料に、ドル買い・円売りが優勢となった。

 朝方、111円04銭の高値を付けた後、米景気指標が相次いで改善したことを受けて、対ドルで円が売られた。

 午前9時45分過ぎに伝わった6月の米消費者態度指数(確定値、ミシガン大学調べ)は、速報値の94.8から96.0に上方修正。5月の確定値(86.9)から大幅改善となり、市場予想(94.8前後)も上回った。午前10時にサプライマネジメント協会(ISM)が発表した6月の製造業景気指数は53.8%となり、前月(51.4%)から改善。市場予想(51.5%前後)を上回った。

 6月30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に発表した声明文で、米連邦準備理事会(FRB)が示した米景気への強気な見方を裏付けた格好となり、利上げ継続観測が強まった。10年債利回りが前日から大幅上昇したこともあって、ドル相場は対主要通貨で上昇。円相場は取引終了にかけて111円79銭と、昨年8月13日以来ほぼ11カ月ぶりの安値を付けた。

 円は対ユーロで三営業日ぶりに反発。前日比60銭円高・ユーロ安の1ユーロ=133円60—70銭で終えた。対ドルでユーロ売りが膨らんだのにつられ、対円でもユーロ安が進んだ。

 ユーロは対ドルで三営業日ぶりに大幅反落。前日終値の1ユーロ=1.21ドルちょうど近辺から1.19ドル台半ばまで水準を切り下げた。米景気指標の発表後、低迷するユーロ圏経済との景気格差に着目したドル買いが優勢となった。ユーロは1.1940ドルと、昨年5月24日以来ほぼ1年1カ月ぶりの安値を付ける場面もあった。

以上、日経より
by ndislov | 2005-07-02 16:00 | 経済topics